「日本画の巨匠に触れる」東山魁夷せとうち美術館完成


館長の菅原さん 瀬戸大橋 美術館の外観、その1 美術館の外観、その2

(館長の菅原さん)今日は天気は曇っていますが、天気の変化ごとに違う顔を見せてくれる素晴らしい場所です。
 東山魁夷さんのご先祖が生まれた櫃石島が見え、また瀬戸大橋のライトグレーの色を東山魁夷さんが提案されたいきさつがあり、この場所に決めました。

 この建物は、日本を代表する設計家である谷口吉生さんが作られたのですが、谷口さんは昨秋、ニューヨークの近代美術館の拡張工事を手がけた方です。
 ニューヨークの近代美術館というのは、世界で一番大きな美術館です。一方、こちらは同じ時期に建てていましたが、一番小さい部類になります。「一番小さいものと一番大きいものを同時に手がけた」と谷口先生がおっしゃってました。

 アプローチからご覧頂いても、裏手側からご覧頂いても、外壁に石を貼ってありますが、天然の石を使い天然の色をそのまま使っておりますから、このまま変化することはありません。谷口先生の設計のコンセプトとして無駄を省く、すなわち「シンプルである」「シャープ」、そして「自然に溶け込む」をイメージして作っておられます。 

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